弊社に大和の親会社であるプロファイルについて、05年2月付けで一通の内部告発文書が送付されていた。それによると、白木氏は粉飾決算により言葉巧みに増資および借入を行なっていた。
真実は不明であるが、親会社のプロファイル自体、白木代表から松平社長に交代しており、告発文書が送付されたときは白木氏が代表であった。
当時の決算書が粉飾決算だとすれば、日本政策投資銀行も九州で初めての政策融資を行なったと新聞紙上で掲載されるほどであったが、騙されたということになる。
同銀行だけではない。プロファイルの株主には、住友不動産、ソニー、NTTなど錚々たる大会社が名を連ねている。これらの企業も増資引受で騙されたことになる。
その粉飾の整理と思われる現象が、06年12月の決算で表れている。
同期にいきなり7億4,000万円に上る最終赤字が計上(それまでは黒字計上)されたのである。白木氏と松平氏の対立なのか、連絡がつかず取材ができないために詳細は不明であるが、大和の親会社であるプロファイルの松平社長は、三井物産OBということだけは間違いない。その肩書きを利用し、利用されたのであろうか。
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