大木町は10月に起きた中学校改修工事を巡る談合事件を受け、地元の工事関係者らに対して、従来の指名競争入札を郵便入札に変更する主旨の文書を送付していることがわかった。
最高入札価格の業者、最低入札価格の業者の双方を公示し、クリーンな入札を行い、談合事件の再発防止を図る考え。
なお、町は、将来的に指名競争入札を廃止し、一般競争入札1本にする予定がある等を表明しており、地元の業者らは困惑している。
「郵便入札には1つの案件に10社参加するという。しかし、大木町内には全部で約8社程しかなく、その他の2社は町外の業者が入っても良いと言われている。
「力のある町外の業者が極端に安い価格で入札してきたら、大木町の建設・土木業界の秩序がおかしくなってしまう恐れがある」
と、町内のある会社の関係者は指摘する。
なお、郵便入札を行う前に関係者らで集まって入札価格を決めるという談合を行われる可能性も無きにしもあらずで、果たして郵便入札により談合は無くなるのだろうか?
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