近年、地球環境保護対策として、家電品、ペットボトル、資源紙など各種リサイクル工場が政策的に整備されてきた。国民の意識も高まり、資源ごみとしてのペットボトル回収率も高くなってきている。
ところが、このペットボトルが中国でも再生資源として需要が高まっており、買い取り価格が急騰。国内よりも高値となっている。
そのため、現状では100本のペットボトルを回収しても、国内でリサイクルに回されるのはその内38本程度で、残りは中国へと運ばれてしまっている。
ペットボトルの不足から、生産能力の30%程度しか稼働できない工場もあり、事業存続が危ぶまれる事態となっている。
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