SIC 丸王印刷(株)
赤字基調
(株)博多っ子本舗
製品不正表示発覚
■鶏卵、飼料販売、鮮魚卸(福岡)/三島産業(株)
焦付き 破産手続申請準備中 負債総額 11億3,973万円
代 表:三島 武
所在地:福岡市西区千里292-3
設 立:1957年2月
資本金:1,500万円
年 商:(07/1)31億5,000万円
同社は11月15日までに事業を停止し、事後処理を弁護士に一任、破産手続の申請準備に入った。
申請代理人は津田聰夫弁護士(赤坂協同法律事務所、福岡市中央区赤坂1-6-15、電話:092-714-3751)ほか1名。
負債総額は11億3,973万円が見込まれる。
■建築請負・設計施工(福岡)/アオキホーム(株)
受注不振 事業停止 負債総額 約1億3,000万円
代 表:成村 康
所在地:福岡市中央区大手門3-3-8
設 立:2002年11月
資本金:1,000万円
年 商:(07/9)約1億3,000万円
同社は11月13日付で事業を停止、事後処理を弁護士に一任した。
担当は稲津高大弁護士(稲津高大法律事務所、佐賀県唐津市千代田町2109-80、電話:0955-73-2748)。
負債総額は約1億3,000万円が見込まれる。
■土木建築コンサルタント(福岡)/双建技術コンサル(株)
受注不振 破産手続開始決定 負債総額 約1億1,000万円
代 表:手嶋 聡
所在地:福岡市博多区堅粕3-17-33
設 立:1983年10月
資本金:1,000万円
年 商:(06/5)1億3,000万円
同社は11月7日に破産手続開始の決定を受けていたことが判明した。
破産管財人は本田稔弁護士(本田法律事務所、福岡県飯塚市吉原町6-12、電話:0948-22-5042)。
負債総額は約1億1,000万円が見込まれる。
■土木工事(福岡)/松田建設(株)
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 約1億5,000万円
代 表:松田 満男
所在地:福岡県筑紫野市大字山家2517
設 立:1978年10月
資本金:1,500万円
年 商:(06/9)2億3,698万円
同社は11月13日付で事業を停止し、事後処理を弁護士に一任、破産手続の申請準備に入った。
申請代理人は相島哲生弁護士(あいしま法律事務所、福岡市中央区赤坂1-10-26、電話:092-738-0606)。
負債総額は約1億5,000万円が見込まれる。
不動産コンサルタントとして、3年間で約20件、1,000億円相当の案件を成立させてきた手腕を活かして、福岡の都市再生を目指す(株)アイ・ティマネジメント相談役の井手弘氏。
不動産投資の対象として熱視線を送られている都市・福岡の現状を、井手氏はどのように見つめているのか、コダマが聞いた。(聞き手:弊社代表 児玉 直)
○長期的な視野で事業を展開
○地価・オフィス賃料の動向
○新都市交通網の整備と機能分担
■コダマが聞く【特別企画】「考察・福岡理想都市像」
福岡が求めるべき都市像とは 「便利な街」を徹底追求
アイ・シティマネジメントの井手弘氏の話を聞く限り、福岡(ここでは天神・博多を中心とする福岡市に限定する)がより良い都市として成熟していくためには、(1)単なる投機目的ではなく都市再生を目的とした長期的な不動産投資、(2)核となる施設やモニュメント(集積物件)を作って人を集める、(3)交通網整備と機能分担が要点だと感じた。
この3点を中心に、福岡の理想の都市像を考えてみたい。
○利便性の追求こそ至上命題
○「面」で都市を捉える
○もっと機能の集中と連担を
■特集:筑前五十二萬石黒田家中菓子騒動
論理も検証もない 世にも珍妙な書籍の概略
博多商人史捏造とブランド詐称疑惑の検証 ~序~
先般、『筑紫菓匠五十二萬石如水庵 創業四二〇年の軌跡』という書籍が出版された。
書籍にはテーマがあり、著者はテーマを読者に伝えるために事実、傍証、推論を重ね、著述を行なう。
同書は、さかのぼること420年の昔、天正15年(1587)に松永庄右衛門なる人物が博多滞陣中の太閤・豊臣秀吉に菓子を献上したと、これまでの博多の歴史には無かった新事実を公にした。
今回出版された同書のテーマは、この新事実の論証と実証だ。ところが、この書籍はまったくその要を達していない。その珍妙さを検証する。
○論旨が破綻した珍書
○創業年の重みとその偽りの影響
○それでも強弁する
■倒産を追う
再生計画は日の目を見ず 耐え切れなかった老舗企業
九州エリアに営業所を構え、主にダムや溜池などの工事に伴う地盤改良や地質調査、グラウト工事など特殊土木工事を手掛けていた昭和地下工業㈱。
ピーク時の97年4月期には32億5,329万円を計上していたが、07年4月の決算期には13億316万円までに落ち込み、今年9月11日には手形の決済が難しくなったことから事業を停止し、事実上、倒産した。
九州を代表する特殊土木業者だった同社が、なぜ倒産したのか。その経緯を追う。
○特殊土木工事で業容拡大
○公共工事抑制の影響大
○従業員が集まらず再生断念
■Net・IBピックアップ
積水ハウスの興亡史 「まだ時間は残されている」
積水ハウスについて、近年、悪い風評を聞くことが多くなった。火のない所に煙は立たない、に従うものなのか、それとも、一流会社になった勲章なのか。
積水ハウスを愛する者として、野口孫子氏が今一度、積水ハウスの原点をたどりながら、経営の根本哲学「人間愛」を問い直し、現経営陣に警鐘を鳴らし猛省を促す、ネットIB新連載の「積水ハウスの興亡史」をピックアップ!
○積水ハウスのルーツ
○積水ハウスの誕生
○背水の陣
■コリアントレンド
乱戦気配の韓国大統領選 「坂本龍馬」不在の権力闘争
韓国には「坂本龍馬」はいないのか?
韓国の熾烈な政治闘争を見てきた者として、こんな感慨を持つのは、何度目のことだろう。他でもない。野党・ハンナラ党の李会昌(イ・フェチャン)元総裁が大統領選約40日前の11月7日になって脱党し、出馬を表明したからだ。これで韓国の保守勢力は「分裂」の様相を見せ始め、大統領選は乱戦模様となった。
ハンナラ党公認候補の李明博(イ・ミョンバク)元ソウル市長の優位は動かないものの、李陣営のスキャンダルや与党陣営の再結集気配もあいまって、韓国大統領選は今回も予断を許さない気配だ。
○3度目の出馬表明
○「英雄志向型」の韓国政治
○どうする?韓国の大統領制
■神鳥巽のビジネス最前線
NOVA問題の責任を問う 放漫経営を許した監査法人
(株)ジー・エデュケーションによる買収も決まり、講師、従業員の再雇用、そして受講者救済とようやく事後処理が動き始めた英会話教室のNOVA。
今後、猿橋望氏への責任追及に焦点が絞られていくと思われるが、これほどまでの放漫経営が行なわれてきたのは、杜撰な会計処理がまかり通っていたからに他ならない。
○前払い受講料が簿外債務に
○粉飾の古典的手口
○成長神話演出の裏技
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