久留米市を中核市に指定する政令が21日、公布された。これにより地方自治法に基づく中核市移行の法的手続きがすべて終了したことになる。市は来年4月1日、特例市から中核市としてスタートする。
中核市に昇格することで、政令指定都市が処理することができる事務のうち、県が一体的に処理すべきとされた事務以外の福祉や衛生、まちづくり等の処理をする事ができる。また、来年から施行される予定の公立の小中学校の教職員採用や懲戒処分などに関する人事権も委譲される予定(通常は都道府県や政令指定都市しか持たない)。
現在、市では、市民に広く知ってもらおうと、同市城南町の市役所本庁舎前のポールに「平成20年4月、久留米市は中核市へ移行します」と書いた懸垂幕を掲げている。
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