福岡空港の将来像を模索/市民団体6グループで論議
市民団体7グループの代表者ら11名による「第2回福岡空港を考える市民フォーラムが4日、福岡市中央区天神であり福岡空港の将来像を議論した。
以下、各団体出席者発言要旨
・博多21の会/二宮紀朗 氏
アジアの時代に入り、人びとが国境を越えてビジネスに、観光に交流を初めている。この流れに対応するために新空港が必要だ。
・維新の志/佐伯岳大 氏
空港は夢であり、子どもたちに希望を与えられる新空港が必要。
・糸島半島新空港誘致推進協議会/小川 氏
糸島地区は陸上への新空港建設案の中でも最もコストがかからないプランだ。九州大学の更なる国際化の一助にもなる。
・市民福岡空港国際ハブ空港を考える会/陣内正人 氏
天神、春日、大野城と人口密集地上空を通過、旋回し離着陸する現福岡空港は危険。一日も早い移転が必要。
・C&C21研究会/且原維夫 氏
現空港は借地料と環境対策費合わせて年間176億円を支出している.この負担は大きい。また安全性の面からも問題がある。
・新福岡空港を考える会/江川美佐子 氏
新北九州空港も着実に利用者数を延ばしている。着陸料を安くするなどの方法で、同空港の離発着便を増やし、利用者拡大を進める。
・新福岡空港ストップ連絡協議会/牧忠孝 氏
航空機によるCO2排出量は、全体の34%に及ぶ。今後は環境問題から航空機の使用制限などの措置も必要な時代になる。
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