東亜建設工業は11月15日、東京都千代田区四番町にある本社ビルの売却を検討していることを発表した。有利子負債の削減が目的だ。売却先や価格はまだ決まっていない。
同社の本社ビルは、地下鉄麹町駅から徒歩3分、日本テレビ通りと番町学園通りに面した角地にあり、1961年に竣工され、地上8階地下2階建てで、延べ床面積1万4,916平米。敷地面積は2,628m平米。
周辺はオフィスビルが立ち並び、上智大学市ケ谷キャンパスにも近く、番町学園通りを挟んで隣接する街区では、今年5月に不動産会社のアクロスが開発用地として約2,000平米を取得し、オフィスビルか賃貸マンションの建設を予定するなど、同地区も開発が進んでいる。
東亜建設工業は、本社売却後に移転するかどうかは決まっていないが、売却にあたっては、数社を対象に入札を実施する計画。
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