(株)ルマックス経営会議室
グループ再編に取り組む
(株)ムラキ
売上高の減少に歯止めかかるか
■ソフト開発(北九州)/(株)ソリード研究所
販売不振 破産手続開始決定 負債総額 約3億6,800万円
代 表:大坪 誠
所在地:北九州市小倉北区浅野3-8-1
設 立:2001年11月
資本金:5,675万円
同社は11月7日に東京地裁に破産手続を申請し、14日に破産手続開始の決定を受けた。
申請代理人は溝呂木雄浩弁護士(溝呂木法律事務所、東京都千代田区神田小川町1-1、電話:03-3518-4766)、破産管財人は工藤英知弁護士(芝綜合法律事務所、東京都港区愛宕1-3-4、電話:03-5425-2911)。
負債総額は約3億6,800万円が見込まれる。
■木材加工、プレカット木材販売(福岡)/(株)西日本プレカット
販売不振 破産手続申請準備中 負債総額 約2億5,000万円
代 表:柴山 隆治
所在地:福岡県糟屋郡新宮町原上1635-1
設 立:1993年7月
資本金:4,000万円
年 商:(06/3)約1億4,500万円
同社は11月21日付で事業を停止、事後処理を弁護士に一任、破産手続の申請準備に入った。
担当は太田和夫弁護士(鴻和法律事務所、福岡市中央区赤坂1-15-33、電話:092-726-2866)ほか1名。
負債総額は約2億5,000万円が見込まれる。
■港湾土木(北九州)/三宝建設機工(株)
続報 債権者判明 負債総額 約27億7,000万円
代 表:臼井 利匡
所在地:北九州市若松区大字安瀬36-1
設 立:1960年9月
資本金:7,000万円
年 商:(06/3)9億8,560万円
弊誌2007年11月19日号「モルグ」で既報の同社の債権者が判明した。
■左官工事ほか(長崎)/(株)小田工業
債権者判明 負債総額 約6億円
代 表:小田 重昭
所在地:長崎県雲仙市国見町土黒甲961-1
設 立:1979年2月
資本金:1,000万円
年 商:(07/6)約10億5,000万円
弊誌2007年9月17日号の「モルグ」で既報の同社の債権者が判明した。
■企業クローズアップ
時代のニーズを先取り Qボード上場でさらなる飛躍
(株)ダイヨシトラスト
現代社会は自動車無しでは語れない。とくに都市部では、車を動かすことよりも、駐車する場所を確保することが難しい場合もある。
このようなとき、短期間の駐車が可能なコインパーキングの存在は大変ありがたい。現在の車社会において、必要不可欠となったコインパーキングの構築を先見の明で先取り、不動産業とコインパーキングとの相互連携を果した(株)ダイヨシトラスト。
今年7月に福岡証券取引所のQボード市場に上場を果たし、さらなる飛躍を目指す。
○3本柱で事業躍進
○上場記念パーティー開催
○さらなる躍進へ向けて
■特別企画「パラマウント事業を検証する」
迷走続けたビッグプロジェクト 交渉決裂で事実上終焉
11月25日に福岡県久山町で「第6回PSJ地権者総会」が開催された。
テーマパーク「パラマウント」誘致を推進してきた日本トレイドとの契約が9月末をもって終了していたが、総会により同事業を目的とした地権者会は12月25日付で解散することを決定。従来の久山町地権者会として存続することを決めた。
これにより、久山町でのテーマパーク「パラマウント」事業は事実上白紙に戻った。
○ライセンス問題が浮上 PSJ地権者会の結論は
○進まぬ営業権譲渡交渉
○不信感を募らせる地権者会と出資株主
■特別企画「パラマウント事業を検証する」 コダマの核心レポート
思い入れに共鳴者を集めたが 失敗の果て、ドンキホーテの烙印
パラマウント事業の頓挫総括
事業とは厳しいものだ。どれだけ理念・思い入れを持って取り組もうとも、結果が伴わなければ何の評価も得られない。事業が大きければ大きいほどに、見果てぬ夢を追い求め、巨大な風車に向かって戦いを挑んだという愚者の烙印を押されるだけだ。
パラマウント・スタジオテーマパーク誘致に挑んだ日本トレイド・山崎和則社長の蹉跌に見る、浪漫と現実の間に横たわるギャップの厳しさ。
○呪われたICのスタート 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
○コダマは理念具現化をサポートした
○地元経済界の体たらく 志を持った経営者は皆無
○ぶれたところで撤退を 山崎氏の事業の限界
○中小企業オーナー経営者による支援の限界
○負ければドンキホーテの烙印
○事態打開の選択肢は投資ファンドと組むのみ
■流通大競争時代
中洲川端に新しい風が吹く スタートは好調、これからは?
サロン・ド・井筒屋U
博多リバレインのイニミニマニモに11月2日(金)、「サロン・ド・井筒屋U」がオープンした。
オープンから約1カ月が経ち、売上、客数共に出足は好調だ。この期間中、博多リバレイン全館の入店客数が20%アップとなり、相乗効果を生んでいる。
停滞する中洲・川端地区活性化の起爆剤となるのか。
○活動的な女性をターゲット
○オープン数週間で4~5回来る人も
○オープン時は好調 死角はないのか
■筑前五十二萬石黒田家中菓子騒動
秀吉や藩と関わりがあったが 歴史的証拠がないという虚構
博多商人史捏造とブランド詐称疑惑の検証 ~その二~
『筑紫菓匠五十二萬石如水庵 創業四二〇年の軌跡』という五十二萬石本舗出版の珍妙な書籍。
秀吉に菓子を献上したということを論証するというが、同書は歴史に対する無知からか、かえって著述全体の虚構性を証明する傍証になってしまっている感がある。
偽のブランドで消費者を騙すに似て、同業老舗に対しては暖簾を毀損してしまっている同書の検証はつづく。
○おかしな身分の松永家 豪農なのに記録なし
○謝国明にも見捨てられ 寺社と縁がない松永・森家
○傍証は何もない かえって虚構性を証明
■神鳥巽のビジネス最前線
防衛スキャンダルの影に三井住友銀行元頭取の暗躍
山田洋行に絡む防衛スキャンダルが意外な方面にも飛び火している。
現在、泥沼化している山田洋行と宮崎元伸(元・「山田洋行」専務)容疑者の裁判だが、昨年、その仲裁役を引き受けたのが、日本郵政社長・西川善文(三井住友銀行元頭取)氏。
問題なのは、日本郵政と防衛利権という関係図ではなく、西川氏のかつての役職だ。
○仲裁役を快諾
○仲裁交渉は決裂 泥沼裁判へ
○問われる隠蔽体質
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