不動産ファンド運営のケネディクスの業績が好調だ。今年1月から9月の連結業績は、売上高が1,243億円、経常利益は前年同期比89%増の238億円となった。不動産投資信託向けの物件売却が順調に進んだため。
ケネディクスは、福岡玉屋の跡地を開発し、同社系のファンドが中洲の商業ビル「gate’s(ゲイツ)」を所有していたことで知られている。開業1年余りの今年6月には、米国の保険・金融グループ、AIG系の不動産投資会社が運営するファンドに、200億円前後と見られる金額で売却していた。
※記事へのご意見はこちら