市長は職務怠慢、自ら処分を」特別委員会報告を賛成多数で承認
────市長「処分は考えていない」
7日に開催された柳川市議会本会議で全日本同和会大和支部補助金調査特別委員会(森田房儀委員長)の報告が行われた。
報告は、市長は「職務怠慢の責任は免れない」として市長自ら身の処し方を判断すべきだというものである。
市長は、「自らの処分は考えていない、市長として市民への説明義務を果たしていきたい」と答えるにとどまった。
特別委員会の森田委員長の報告(要旨別掲)に対する質疑の後、各2名の反対・賛成討論が行われた。反対意見の主な内容は、合併以前の問題をなぜ今頃やらねばならないのか、特別委員会の設置そのものが必要ではなく、議論も市長のイメージダウンを狙ったものでしかない、さらにこうした議論は柳川市のイメージダウンになっている、というものであった。
賛成意見は、首長は予算調製・監督、決算の責任者であり事務内容を知ることができるし、知っている立場にある以上、市長の「知らない」という発言は職務怠慢であり、補助金支出の方法も不当であるというものであった。
討論のあと採決に移り、特別委報告は賛成多数で承認された。
つづく
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