宮城県仙台市の食肉卸業「精肉石川屋」が日本農林規格(JAS)の認定事業者でないのにも関わらず、規格外のベーコンにJASマークを不正に張り、学校給食用に納入していた。
これを受け、10日朝、宮城県警は、JAS法違反容疑で、同社本社など関係先4カ所の家宅捜索を行なった。
また、同社は市の教育委員会が定めている賞味期限を最大8日過ぎたソーセージも納入していたとされており、同県警は、会社ぐるみの違反とみて、全容の解明を進めている。
警察の調べによると、同社はJASマークを付けられる認定業者でないにもかかわらず、規格外のショルダーベーコンに、JASマークを不正に付けて品質を偽った上で、仙台市内の給食センターに納入していた。
これを受け、告発前に仙台市が契約違反として、同社を6カ月間の指名停止処分としていた。
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