日立造船(株)は、福岡市発注のごみ焼却炉建設工事の入札にかかわる住民訴訟に関する福岡高等裁判所の控訴審判決(平成19年11月30日付)に対し、最高裁判所に上告したと発表した。
本件訴訟は、平成8年8月に実施された福岡市発注のごみ焼却炉工事の入札において、独占禁止法違反行為があったとして、市民オンブズマン福岡が入札に参加した日立造船を含む5社に対し、不法行為に基づく損害賠償金を福岡市に支払うよう求め、平成12年8月に福岡地方裁判所に訴訟提起したもの。
平成18年4月25日、福岡地方裁判所は日立造船を含む5社に対し、連帯して2,088百万円の支払いを命じる判決をした。
これに対し日立造船を含む5社は福岡高等裁判所に控訴、福岡高等裁判所は控訴を棄却する旨の判決言い渡しをしていた。
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