前総長都築泰寿被告が、強制わいせつ容疑を認める供述を始めたことが明らかになった都築学園グループ。12日には福岡市天神近くの今泉に所有する旧岩田屋体育館の売却が決定したことを発表した。
そうなると今後注目されるのが、同じく同学園が1999年に205億円で購入した旧岩田屋本、新館の動向。8年が過ぎた今も放置されたままの状態が続いている。都築被告がこれを購入するにあたっては、七社会を中心とした強い働きかけを受け、当時坪単価1,600万円程度と言われていたものを2,000万円で購入したのはよいものの、それ以後、地元財界からは転売先などについて何ら協力を得ることができないままになっていたようだ。
いわば、潤沢な資金を持つ同学園が七社会にいいように利用されたようなもので、都築被告が地場財界人を毛嫌いする言動も目立っていたという。これも都築被告の抱える大きなストレスの1つだったのだろうか・・・。
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