過去5年間のインデックス(MSCI Emerging Market INDEX)成長率が430%となったエマージング諸国への投資により、800億ドル以上のエマージング(新興国)資産を有するHSBC(香港上海銀行)は、来年1月より「フロンティア諸国」への投資を本格化する。投資対象先は、過去5年間のインデックス(IFC Global Frontiers Markets INDEX)成長率が553%となった60カ国。同社はエマージング(新興国)よりも成長期待の強いこの市場で、5000億ドルの成長投資を目論む。
*過去5年間のGDP(国内総生産)成長率上位20カ国のうち18カ国はフロンティア諸国と呼ばれる国々(赤道ギニア、アンゴラ、チャド、カザフスタン、アゼルバイジャン、トルクメニスタン、ルーマニア、アルメニア、カタール、ザンビア、ベラルーシ、スーダン、ウクライナ、スリナム、クウェート、モンゴル、セルビア、タジキスタン)。
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