大手ハウスメーカーの大和ハウス工業と小田急沿線の開発で実績を持つ小田急建設が、12月10日に資本業務提携について合意した。
大和ハウス工業が小田急建設の発行済み株式33.1%を小田急電鉄から取得して筆頭株主となる。
大和ハウス工業は「首都圏を地盤とする小田急建設との提携によって、営業基盤の強化を図りたい」(広報企画室)と説明、一方の小田急建設は「小田急グループ内での受注が約4割を占めるなど、グループ内のウェートが高かったが、大和ハウス工業との提携により、一般民間工事での営業力が強化され、受注の拡大を図れる」(総務部)としている。
この合併により、小田急沿線の開発にも着手することで、積水ハウスとの競争に差を付けたいところ。
※記事へのご意見はこちら