電子部品の精密プレス加工及び表面処理加工を行う(株)山王(横浜市)は18日、同社の東北工場にて、アルカリ系排気処理装置の配管バルブ破損により、汚染液が河川に流入する事故が発生したと発表。
現在、水質汚染事故対策本部を本社内に設置し、状況の把握と被害収束に向け水質検査と汚染水の回収を続けている。
東北工場はコネクタの貴金属表面処理を専門に行う工場として稼働。
今回流出したアルカリ性の水は、工程内で発生するシアン系ガスを処理する洗浄塔の配管バルブが破損し、工場敷地内雨水溝を通り流出したもの。
破損の原因については、現在調査中。
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