(株)たらみ
新会社でリストラ加速
昭和ゴム(株)
狙われる本社資産
■フィットネスクラブ経営(東京)/(株)ワークアウトワールド・ジャパン
採算割れ 私的整理 負債総額 現在精査中
代 表:増田 秀俊
所在地:東京都渋谷区渋谷1-7-7
設 立:1989年7月
資本金:11億1,580万円
年商:(06/9) 38億7,142万円
フィットネスクラブ「ワウディー」を経営する同社は、12月3日付で私的整理に向けた処理を弁護士に一任した。
担当は藤井康弘弁護士(中央総合法律事務所、東京都港区六本木1-6-3、電話:03-3568-7244)ほか2名。
■遊技場経営(福岡)/(株)アクセス
採算割れ 破産手続開始決定 負債総額 約100億円
代 表:梅村 安宏
所在地:福岡市博多区千代6-1-60
設 立:1968年11月
資本金:9,500万円
年 商:(06/3) 199億5,853万円
弊誌2007年6月11日号「モルグ」で既報の同社は、12月10日付で福岡地裁より破産手続開始決定を受けた。
破産管財人は山本智子弁護士(山本法律事務所、福岡市中央区天神2-14-8、電話:092-714-0707)。
負債総額は約100億円が見込まれる。
■書籍販売(山口)/(株)ライフ・アシスト
採算割れ 民事再生法適用申請 負債総額 約11億円
代 表:繁岡 博幸
所在地:山口県下関市羽山町24-19
設 立:1991年4月
資本金:3,000万円
年 商:(07/3) 約12億9,000万円
同社は11月14日に、山口地裁下関支部に民事再生法適用の申請をした。
申請代理人は三好晃一弁護士(三好晃一法律事務所、山口県下関市山の口町1-7、電話:0832-32-3166)。
監督委員は沖田哲義弁護士(沖田哲義法律事務所、山口県下関市大平町2-6、電話:0832-33-0412)。負債総額は約11億円が見込まれる。
■婦人服卸・小売(福岡)/(株)オンデーヌ
売上不振 破産手続申請準備中 負債総額 約1億1,000万円
代 表:藤井 翠
所在地:福岡市東区多の津1-14-1
設 立:1980年9月
資本金:1,000万円
年 商:(07/7) 約1億1,000万円
同社は12月10日までに事業を停止、事後処理を弁護士に一任し、破産手続の申請準備に入った。
担当は市丸信敏弁護士(不二法律事務所、福岡市中央区薬院1-16-20、電話:092-712-2305)。
負債総額は約1億1,000万円が見込まれる。
■トップインタビュー
M&Aでアドバンテージを! 永続的な発展に寄与する
アエルコーポレーション(株) 代表取締役 舘崎 直史氏
企業の生き残り戦略として、そして拡大戦略として欠くことのできない手法となったM&A。
○変化するM&A
○高いリピート率
■企業研究
べネックホームのM&Aで注目3社体制で上場を視野に入れる
久留米建設(株)
久留米地区で(株)ユニバーサルホームのフランチャイズ(FC)店として展開する戸建住宅販売業者の久留米建設(株)。
今年1月、大分県地場大手ゼネコンである、さとうベネックの子会社だった(株)ベネックホーム(現:(株)アイビックホーム)を買収したことで注目を集めた。10月には、関連会社でクレバリーホームの販売を開始。3社体制で数年後には上場を視野に入れた展開を見せ始めている。
○ジャスダック上場を目指す
○優良子会社ベネックホーム
○3社を核に拡大を図る
■クローズアップ
新空港かネットワークか 福岡が求めるゲートウェイの形
新北九州空港も開港2年目を迎え、北九州都市圏のゲートウェイとして徐々に定着してきた。一方、福岡空港はPI(パブリック・インボルブメント)もステップ3に入り、新空港か現空港の拡張かという議論の結論を出す時期も近づいている。
そして北部九州が擁するもう1つの空港、佐賀空港はエアラインの誘致が進まず、利用者も確保できない厳しい状況に立たされている。北部九州の航空ネットワークをどのように構築していくべきなのか。
○新空港推進派の論拠
○空港拡張派の論拠
○ネットワーク形成派の論拠
■東京レポート
白い恋人、赤福、船場吉兆 明暗を分けた謝罪会見
偽装が相次いで発覚するなか、その後の明暗は分かれている。「白い恋人」の石屋製菓はいち早く営業再開を果したが、赤福、船場吉兆は営業再開のメドすら立っていない。
その差は、偽装発覚後の対応にあった。経済産業省は、製品事故が起きた際のマニュアルを作成し、企業へ配布するそうだが、お粗末な経営者が増えたものだ。
○マニュアル化?
○「白い恋人」人気回復
○不信を深めた赤福の会見
○卑劣なり船場吉兆
■マックス市政ニュース
吉田市長は疑惑に答えるべき さらなる問題発覚の可能性も!
吉田宏福岡市長誕生から1年、弊社メールマガジン・MAX市政ニュースでは、吉田市政の検証と同時に、市長や市長の支援団体にまつわる疑惑を10回にわたり報じた(詳細はIB冬季特集号にも掲載予定)。
市民からも様々なご意見が寄せられているが、本誌においても、改めて問題点を整理しておきたい。福岡市議会開催中である今、今後の市政のあり方を問うためにも、もう一度吉田市政と市長の政治姿勢に関する問題点をお伝えする必要があると判断した。
○ふくおかFUNクラブの疑惑
○誕生日の私的飲食問題
○人工島に道筋は?
○福岡銀行との関係
○辞任こそ有益
■IB流2007年総括シリーズ…1
IB行政取材班が選ぶ2007年福岡市3大事件
2007年、福岡市では様々な問題・事件が起きた。日々起こるさまざまな出来事を見つめ続けるなかで、喜ばしい出来事もあれば、市の将来を案じなければならないような出来事もあった。
そのなかで、弊社行政取材班が選んだ3大事件を追いながら、2007年を振り返ってみたい。
○福岡市教員採用試験漏洩問題
○統一地方選挙民主党大躍進
○政務調査費住民監査請求
○1年を振り返って
■IB Editorial Column
幸せな議員さんと悲しい日本国国民
国会、自治議会を問わず、日本の議員は、議員となる以前に民間の立場で行政政策に関わった人が少ない。政界を目指す人たちは、青年会議所の人気者であったり、地元商店街の中心人物であったりする場合が多い。
福岡県では、福岡空港の将来をどうするかという問題が県政の重要課題としてあがっているが、福岡市議選挙でも、県会議員選挙でも、立候補してくる新人候補の中で、この問題について行政職員を凌ぐほどの見識を持つ候補者はほとんどいない。空港の問題に限ったわけではなく、議会における議席とは、テーマとなる政策を実現するための方便であるべきだ。
本来ならば何らかの政策的テーマを持ち、その実現のために行政政策に関わって来た方でなければ、候補者としての資格はないのではないか。
○お願いしますが仕事
○政治ごっこ、選挙ゲーム
○すべて他人事の議員たち
※記事へのご意見はこちら