COMPANY INFORMATION
代表:松本 智彦
所在地:福岡市博多区綱場町5-15
資本金:4,500万円
業種:総合広告代理店
アイビジョンプレス」が日本初のテレビ番組表付フリーペーパーとして発刊されてから6周年。今では多くの若者から主婦層に至るまで高い支持を受け、発行部数は月間20万部にも達し、フリーペーパー激戦地・福岡を代表する月刊無料情報マガジンとなった。現在、不動のメジャー媒体として認知されるようになった「アイビジョンプレス」を世に送り出しているのが、(株)アイステーション代表取締役の松本智彦氏だ。松本社長に現況と今後の展望について話を伺った。
年間240万部発行
―「アイビジョンプレス」を発刊して今年12月で6年目となりますが、完全に福岡県民のハートを掴んだメジャー媒体となりましたね。
松本 いわゆる、ありふれたクーポンマガジンとの差別化を図るためには、まったく真逆のことをしなければならないと思っています。
いわゆる一般のクーポンマガジンが、紙面クオリティーを落とし、チラシの集合体として機能性を重要視するなら、弊社は内容やコンセプトにこだわった、ハイクオリティーな編集スタイルにより、その商品やサービスの価値観をリアルに体感・共有できることに重要度を置いています。そのあたりが大きく他の媒体と違います。
加えて、読者が情報として欲しがっている新作映画などのエンターテインメント情報や細かなタウン情報を詳細に掲載していることも大きいでしょうね。
―広告を掲載しているクライアントの反響などはいかがでしょう。
松本 おかげさまでアイビジョンプレスの特性を活かして、広告遡及を高めたり、イベントで1,000人規模の動員を促したりと大変喜んでいただいています。
現状のアイビジョンプレス出稿企業は、長期間掲載していただけるクライアントが多く、通常のフリーペーパーには掲載されていないクライアントからの出稿率が高いという特徴もあります。また、大手広告代理店からも広告全体の企画立案段階から相談が来ています。
クライアントの認知・知名度アップに大きく貢献できていると思います。
―これまであまりフリーペーパーに広告を掲載していないような業種の企業を、この「アイビジョンプレス」に取り込めた要因はなんでしょう。
松本 フリーペーパーという事業が認知される時代が必ず来るという信念を持ち、諦めずに弛まない努力を怠らずにやり通してきたことが大きいと思います。また、広告戦略がマスをターゲットとした戦略から、コアのコアをターゲットにした戦略へと変化してきたことも要因のひとつにあげられると思います。
さらに「アイビジョンプレス」は他のクーポンマガジンと違って、編集スタイルやデザイン性、サイズなどのクオリティーの細部に至るまでこだわっています。また一つひとつに手間隙をかけることで、いわゆる、“読ませる情報誌”としての位置づけが確立できていることも大きいでしょう。そうでなければ、ナショナルブランドはなかなか広告を掲載してくれません。
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