東亜建設工業(株)が2007年度を初年度とする新中期経営計画のもと、有利子負債の削減による財務体質の強化及びバランスシートの健全化のために本社事務所を譲渡することを既報していたが、譲渡価額等が判明した。
譲渡先は、不動産事業を手掛ける昭栄(株)(本社:東京都千代田区神田錦町1-2-1、代表執行役社長CEO渡辺憲二)で、帳簿価額62億円に対して、譲渡価額はなんと377億円。東亜建設工業は今期決算で、約310億円を特別利益として計上することで、154億円の最終利益を計上する見込みとなった。
なお、08年1月31日の同資産譲渡後、東亜建設工業は譲渡先との賃貸借契約により、引渡し予定日より約2年間、同譲渡資産を本社として使用する。
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