「STATUSdesign」がついに北海道にも進出
―次に情報感度の高い30~40代の男性向けのフリーペーパーとして、昨年7月に発刊された「STATUSdesign」ですが、こちらも好調のようですね。
松本 この「STATUSdesign」は一つひとつのコンセプトがしっかりしているという点で、媒体としての高い評価をいただいています。創刊時頃の各種メディアを見ていると、経営者はコンテンツになるなあと思い、自分が読みたくなって世の中に無いような媒体を作り上げようと思いました。ですから、この「STATUSdesign」では事業だけでなく、経営者のライフスタイルや哲学、人となりが分かるようになっています。
これからも、経営者の方々に「出たい」と言っていただける誌面づくりをしていきたいですね。
―他県への進出が予定されていると伺っていますが。
松本 これまで福岡都市圏を中心に、日経・読売新聞での折込や、経営者・役職者への個人配送を中心に5万部を配布してきましたが、12月6日、いよいよ北海道でも北海道新聞社と組んで発刊することになりました。いわば「STATUSdesign」ブランドの北海道進出です。
弊社がこれまでに培ってきたテイストやセンスを活かした編集スタイルで、北海道でのリアルな情報を発信するということになります。
今後は、仙台や名古屋などの大都市を中心に富裕層を取り込んでいきたいと思います。その後は日本全国に拡げて、目指すは東アジア進出です。
アイビジョンプレスを福岡のタウン情報誌に
―最後に今後の展望をお聞かせください。
松本 残念ながら、具体的なことは現時点ではお話できませんが、来年6月をメドに「アイビジョンプレス」の大幅なリニューアルを行なう予定です。そのリニューアルへ向けて、福岡県民・市民にとって、この「アイビジョンプレス」が本当に必要不可欠な情報誌として位置付けてもらうにはどうしたら良いかということを考えています。
当然、ウェブやモバイルを駆使してクロスメディアとして遡及を高めていこうと思います。今までの良い所は活かしながら、福岡のタウン情報誌としてのブランドを確立したいですね。福岡のタウン情報誌と言えば「アイビジョンプレス」と言われるようになれば最高です。
―今後のますますのご活躍を期待しています。今日はお忙しいなか、ありがとうございました。
松本 ありがとうございました。
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