ソフトウェアの研究開発及び人材育成を行なう(株)アイソフトストーンリソーシス(代表取締役社長:若杉誠司)が、ソフトウェア研究・開発センターを福岡市に開設した。
同社は中国におけるITコンサルティング及びソフトウェアサービスプロバイダーの業界リーダーとして躍進を続けるアイソフトストーングループが出資して平成19年3月に福岡市博多区に設立したソフトウェア会社で、ソフトウェア研究・開発センター設立の準備を進めていた。
今回開設するソフトウェア研究・開発センターでは、ソフトウェアの研究開発、ニアショア開発などのほか、アジアでの人材育成にも取り組むとのこと。
同社が福岡市にソフトウェア研究・開発センターを立地した理由は、「中国などアジア地域へのアクセスに優れた地理的拠点性」、「福岡市が取り組む情報関連産業プロジェクト及びIT人材育成プロジェクトなどにより技術開発の人的リソースの確保にも有益であること」などによるもの。今回同センターが開設されることにより、これまで準備段階だったソフトウェアの研究・開発が本格的スタートするということで、福岡市は「福岡市企業立地促進交付金制度」を適用するとしている。
経済振興局は、「今後とも、本市の持つ強み、本制度などを有効に開発しながら、市内既存事務所の操業環境確保や転出防止とともに、市外からの企業立地を促進していきます」とコメントしている。
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