◆福岡地区ゼネコン業界特別レポート2007年版
建設業界は公共工事の減少など依然として厳しい状況が続いている。しかし、民間企業の設備投資やマンション建設、リニューアル・リフォーム工事などで明るい兆しも見えているが、依然としてこの建設業界は仕事量に対して企業数が圧倒的に多い状況にあり、こうした中で各ゼネコンは生き残りをかけた激しい競争を繰り広げている。従来通りでは利益を確保することは難しく、この厳しい競争を勝ち抜くための生き残り策を模索しているといえる。
今年6月20日には姉歯元建築士などによる耐震強度偽装事件を受けて建築基準法が改正された。これにより各ゼネコンはコンプライアンス(法令遵守)などに加えて、新しく施行されたこの改正建築基準法に対応していくことも求められるようになった。行政側の対応の遅れなども影響して、現在この改正建築基準法に対応できている業者は皆無に等しく、今後もますます業界の環境が厳しくなることが予想される。
当レポートは飯塚地区を含めた福岡都市圏のゼネコン各社の現状を調査し、詳細にデータとしてまとめました。各社4ページにて(1)各社の評点(弊社独自の評点基準による)を明示、(2)会社の概要として代表者の状況、役員構成、仕入先・受注先、3期業績推移データ、借入状況、官庁受注比率などを網羅しております。また前半部分では、厳しい環境の中で奮闘を続ける地場ゼネコンの現状を解説しております。
今回のレポートを与信管理や業界の現状把握、ライバル企業との比較など経営戦略上の資料としてお役立て頂ければ幸いです。
*各社2007年3月期決算の自己資本は純資産合計
2007年8月
(株)データ・マックス
調査事業部
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【目次】2007年版|福岡地区ゼネコン業界特別レポート
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