世界最大のコンピューターサービス会社であるIBMは2007年、ブラジル、ロシア、インド、および中国の4カ国で従業員を約10万人まで増加させた。なかでもインドは、7万3000人(前年比+38%)の雇用により、コンピュータ・ハードウェア及びソフトウェア関連サービスの販売で初めて10億ドルに達する見通しだ。
現在のところは、インド国内の取引よりも海外からのアウトソーシングとその他関連サービスでの成長が大きく、IBM最高経営責任者のサミュエル・パルミサノ(56)は今後3年間で16億ドルの追加予算を計画している。