消費期限偽装などで営業を自粛していた三重県伊勢市の老舗和菓子メーカー「御福餅本家」が5日、
約1ヶ月ぶりに営業を再開した。
日本農林規格(JAS)法に基づく改善計画書を三重農政事務所に提出し、受理された事での再開となった。
同社は今年10月30日、主力商品の「御福餅」の製造日や消費期限を延長していたとして、県から始末書提出の行政処分を受けていた。
営業再開について、同社は、役員や従業員の安全教育の徹底ができた他、工場の衛生面、安全性が確認できた為、再開したとしている。
同じ賞味期限の改ざんで処分を受けていた北海道の石屋製菓の「白い恋人」は11月22日の販売再開以来、売れ行きは好調で、現在、事件発覚前の水準にまで回復したという。
「販売再開した後の商品は安全」という認識が消費者の間で広がっている模様だ。
果たして御福餅の今後の売れ行きはいかに?