増収増益
(株)サカタのタネ(本社:神奈川県横浜市、坂田宏社長)は、1月9日、平成20年5月期 中間決算を発表した。
売上高は前年同期比5.5%増の230億14百万円、経常利益は同比22.2%増の10億30百万円、当期純利益は同比23.5%増の3億55百万円となった。
増収増益の理由は、欧州・南米をはじめ海外での野菜種子の売上が大きく貢献。また、花種子も欧州における販売網再構築の効果で、売上が回復したとしている。
一方、国内では、卸売分野で野菜種子が順調に推移しているが、花種子・球根・資材が不調。小売分野は、ホームセンター向けの売上が全般的に伸びたものの、猛暑による天候の影響で消費が足踏みし、勢いが鈍化したとされる。
経常利益、当期利益は前期比増益となったものの、営業外費用、特別損失の計上が増加したことから期初予想には届かなかったとしている。
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