増収減益
山下医科器械(株)は、1月15日、平成20年5月期 中間決算(連結)を発表した。
それによると当期の業績は、売上高は5.0%増の16,949百万円、経常利益は35.0%減の220百万円、当期純利益は35.1%減の117百万円となっている。
増収の理由は、医療機関の設備投資や建替などに伴う医療機関の再投資、放射線機器、医療事務用コンピュータの入替による需要や、一般消耗品分野のシェア拡大が順調に推移したためとしている。
減益の理由は、外部環境の影響による粗利益の減少、新規事業である医療モール開発にかかる費用増加、営業力強化を目的とした人件費の増加、物流センター拡充に伴う先行投資費用の増加などによる販売費及び一般管理費の増加等のためとしている。
なお、通期の業績予想は、売上高が36,865百万円、経常利益が679百万円、当期純利益が407百万円としている。
また同社は、1月15日、宮野医療器(株)(本社:兵庫県神戸市、宮野淳社長)と経営統合し、共同持株会社「宮野山下ホールディングス(株)(仮称)」を設立すると発表した。
設立予定日は12月1日。
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