水産練製品・日配品卸の(株)蒲正破綻に際して、関係者の反応ははっきりと別れた。「ある程度予想していた。」という債権者もあれば、「こんなに早く?」と驚きを隠せないところもある。
蒲正は負担となっていた広川町の物流センターを昨年末に九州シジシーに売却した。この評価が分かれた。投下資金8億円といわれる大型設備は、「身の丈を超えていた」というのは多くの債権者の統一した見解である。しかし、評価は「これで当面は楽になった」と評価した業者と「破綻への布石」と別れた。
一部債権者15日に納入した業者もある。債権額は最後の局面で大きく変わったようだ。
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