佐賀県鹿島市や江北町の反対で2期連続して予算は確保したものの着工できない状況にあった九州新幹線長崎ルートは、新幹線開通後も在来線であるJR長崎本線の運行をJR九州が行うという条件で着工の見通しとなった。
ただし、着工の認可区間は現在のところ武雄温泉~諫早間に止まっている。
そのため、長崎商工会議所の会員で構成する新幹線建設推進特別委員会(上田恵三委員長)は長崎市までの延伸に向けた要望活動を行うことを11日に決定した。
今後は、市民への広報や国への要望活動を強化することになる。
武雄温泉~諫早間の建設費は総額2.700億円。
長崎まで延伸された場合の建設費は総額3.800億円となる。
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