薬害肝炎問題の解決で、支持率も若干回復し、テロ特措法を通過させるなど、一見安定路線を歩み始めたかのように見える福田内閣。しかし、党内にはこのままでは総選挙を戦うのは厳しいという見方が圧倒的に強く、予算成立を待って、関連法案成立との兼ね合いによっては、内閣総辞職の選択を迫る情勢にあるという。すでに一部では総裁選挙に向けた動きも始まっているとの情報も。
たしかに福田総理はそうした動きへの牽制の意味か、最近「総選挙に向け全力で頑張る」的な言葉を意識的に発している。はたして、通常国会後の動きが注目される。
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