九州地方整備局企画部広域計画課は18日午前10時より博多区博多駅東の八仙閣で第1回目となる、九州圏における地域の存続・再生に関する調査検討委員会を開催する。
全国的に急速な人口減少・少子高齢化の進展を始めとした社会情勢の変化により、地方都市における経済活動の停滞や条件不利地域である離島、半島、中山間地域における生活活動の維持等の問題が大きく顕在化している。
九州圏でもそのような傾向は全国と変わらず進んでいる。
とりわけ、中山間地域等では、人口減少・高齢化が著しく進展したため、農林地の荒廃や集落機能の停滞・脆弱化などによって、集落の存続や再生が深刻な課題となっている。
このような課題に対応するため、これまで集落の存続や再生を目的として、様々な施策が実施されてきが、平成20年度予算において新たな支援事業が設けられ、その充実が図られる予定だ。
同委員会は このような背景の下、九州圏における、人口減少・高齢化の著しい地域等に着目して、その実態を調査し、それぞれの地域の課題に応じた「存続・再生」のための施策の検討や支援のあり方等を見出していくことを目的としている。
日時:九州圏における地域の存続・再生に関する調査検討委員会(第1回)
平成20年1月18日(金) 10:00~12:00
場所:八仙閣4階寿の間 福岡市博多区博多駅東2‐7‐7
※記事へのご意見はこちら