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その他グループは増収、営業損失はわずかに悪化 | JR九州グループの動向を追う
特別取材
2008年1月23日 16:17

5.その他グループ

 【ホテル業】ジェイアール九州ハウステンボスホテル(株)、ジェイアール九州都市開発(株)、小倉ターミナルビル(株)、【ゴルフ場経営】 ジェイアール九州リゾート開発(株)、【広告業】(株)ジェイアール九州エージェンシー、(株)スタジオジェイアール鹿児島、【物品賃貸業】ジェイアール九州フィナンシャルマネジメント(株)、【その他】ジェイアール九州商事(株)、JR九州システムソリューションズ(株)、JR九州ライフサービス(株)、ジェイアール九州セコム

【取り組み】
 ホテル業では、小倉駅北口に宿泊特化型ホテル「JR九州ホテル小倉」を開業。広告業・物品賃貸業などでは、コスト削減と他のセグメントグループとの連携を強化。

【結果】
 売上高は231億5,800万円(前中間期比13.6%増)、営業損失は前中間期より200万円悪化して1億1,100万円となった。

 売上は上伸したものの、営業損失が若干悪化している。07年3月期の営業利益が2億1,000万円の黒字だっただけに、今期中における回復が望まれる。

 なお最近の注目すべき取り組みとして、「JR九州ホテル鹿児島」の増築が挙げられる。九州新幹線開通を見越し、ほぼ倍となる281室へ客室数を増やす。事業費は約13億円、目標年間売上は約3億円。ホテル事業の拡張は、長期的に見れば新幹線開通への投資として有効だが、短期的に見れば、費用がさらにかさむために利益の回復は当面難しいかもしれない。その他の事業における利益確保が急がれる。


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