増収減益
花王(株)(本社:東京都中央区、尾﨑元規社長)は、1月23日、平成20年3月期 第3四半期財務・業績の概況(連結)を発表した。
それによると売上高は前年同期比7.3%増の1,000,114百万円、経常利益は同比3.1%減の95,527百万円、当期純利益は同比7.0%減の53,696百万円となっている。。
当期の売上高は、新製品が概ね順調に推移したこと、及びカネボウ化粧品の連結期間が前年同期の8ヶ月間から9ヶ月間となったことなどにより、増収となった。
しかし、天然油脂や石油化学原料を中心とした原材料価格上昇の影響を大きく受け減益となった。
また、EBITDA(営業利益+減価償却費)は、前年同期と比べてほぼ同額の1,652億円(対前年同期△1億円)となっている。
なお、通期の業績予想は、売上高は前期比6.3%増の1,310,000百万円、経常利益は同比7.6%減の111,000百万円、当期純利益は6.4%減の66,000百万円としている。
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