丸山社長は、韓国人旅行客が増えた要因を3つ挙げたが、それをさらに細かく分析した。
まず、2000年以降の韓国経済が急速に成長したことについて。「現在、韓国の経済力は世界で12位くらいだと言われているが、とにかく先進国のなかでも安定的な先進国になったということが大きい。」
次に、豊さの象徴である1人あたりのGDP増加について。「韓国は20,000ドル近くになっているが、ここまでくれば本当に豊かな国だということになる。」
最後に、休暇が増えたことについて。「週休二日制の導入と浸透が、韓国でここ数年進んでいる。」
現在の韓国は、ちょうど昭和50年代の日本と非常によく似た状況になっており、経済が右肩上がりに成長し、国民が豊かさを感じている、ゆえにお金を使うことをいとわない状況だ、と丸山社長は語った。
つづく
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