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JR九州高速船・丸山康晴社長インタビュー概要(3)  九州新幹線と韓国高速鉄道 | JR九州グループの動向を追う
特別取材
2008年1月28日 11:28

 2011年の九州新幹線開通について質問すると、「九州新幹線とKTX(韓国高速鉄道)の全線開通が、次の最大の関心事だ。もし予定通りに行けば、ソウルから釜山まで2時間ちょっとで行けるようになる。そうなれば、ソウルからのお客様も増えてくる」と見通しを述べた。

 しかし、「韓国はまだ新幹線そのものの便益性というものに気づいていない」とも述べた。

 韓国では高速バスの方が発達しているため、まだ鉄道に対する認識が薄いようだ。ただし、「KTXが完成すれば、もっとエリアも広がり、動く人数も増えるだろう」と、丸山社長は両国の鉄道網が発達することで、人の流動性が高まることを期待していた。

 「2011年までに、船のサービスを良くしていくとか、輸送量を増やすとか、船そのものの隻数をどうするかということを勉強している最中だ」とも語った。


つづく


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