(株)日清製粉グループ本社(本社:東京都千代田区、村上一平社長)は、1月29日、平成20年3月期 第3四半期財務・業績の概況(連結)を発表した。
それによると、売上高は前年同期比1.9%増の322,573百万円、経常利益は同比0.5%減の16,799百万円、当期純利益は同比16.2%増の9,918百万円となっている。
当期は、各事業において新製品投入などにより売上を拡大。また、輸入小麦の政府売渡価格の引き上げや、原油価格、穀物相場の急騰などによる調達コストの大幅な上昇のため値上げを実施した。
利益面では、値上げ時期の関係からコストアップの全てをカバーできず、またさらなるコストアップも発生したため、経常利益は減益となったものの当期純利益は特別利益の増加により増益となった。
なお、通期の業績予想は、売上高は前期比2.3%増の428,000百万円、経常利益は同比3.1%減の22,100百万円、当期純利益は同比2.5%減の12,000百万円となっている。
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