増収増益
日本郵船(株)(本社:東京都千代田、宮原耕治社長)は、1月29日、平成20年3月期 第3四半期財務・業績の概況(連結)を発表した。
それによると、売上高は前年同期比20.9%増の1,937,407百万円、経常利益は同比86.3%増の149,721百万円、当期純利益は同比91.4%増の93,149百万円の増収増益となっている。
売上高は、船隊規模拡大や取扱量の増加に加え、コンテナ船の運賃修復が一定の成果を上げたことやドライバルク市況が未曾有の高水準で推移したことにより、定期船事業と不定期専用船事業を合わせた海運業部門で大幅増収となった。
物流事業・ターミナル関連事業・客船事業などの非海運業部門でも拡大、全体で前年同期比20.9%増となった。
利益面では、燃料油価格高騰などのコスト増要因はあったものの、売上原価を同比17.1%増に抑えたため、大幅増益となった。
なお、通期の業績予想は、売上高は前期比19.2%増の2,580,000万円、経常利益は同比86.0%増の200,000百万円、当期純利益は84.5%増の120,000百万円となっている。
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