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JR九州高速船・丸山康晴社長インタビュー概要(5) 李明博政権とウォン高について | JR九州グループの動向を追う
特別取材
2008年1月30日 10:07

 韓国経済について、昨年に大統領が李明博氏へ変わったことについて質問すると、「李明博政権になり、韓国経済も大きく変わるだろう。期待度は大だ。とくに経済に関しては、盧武鉉・前大統領とはプロとアマチュアくらいの差がある。李明博氏は経済のプロだから、国際競争のなかで韓国がどう成長するのか、また日韓関係はどうなるのか、興味はつきない」と、丸山社長は語った。


 さらに、近年のウォン高の影響について聞いてみると、「アジアの通貨危機と言われた1997年以前は、100円=600ウォンくらいだった。そのときに比べれば、今は100円=890ウォンくらいになっており、我々にとっては良い状況だ」と語った。

 しかし、ここ1カ月くらいはウォン安の状況が続いていた。それについては、「為替の動向については先が読めない部分もあるが、もしウォン安が続くようなら、我々の給料の手取りが減ってしまう。たとえばウォンが1割下がれば、韓国からの収入を円換算したら1割下がるわけだから。ウォン高は日本市場にとっては厳しい面もあるが、当社のような対韓国の事業だと良い面もある」と、ウォン高が同社にとっては良い影響を与えることを語った。


つづく



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