NET-IB NEWSネットアイ

ビーニュース

脱原発・新エネルギーの関連記事はこちら
純広告用VT
カテゴリで選ぶ
コンテンツで選ぶ
会社情報

特別取材

積水ハウスの興亡史 (44) 環境問題 | 愛する積水シリーズ
特別取材
2008年1月30日 14:50

 今年の夏、主要先進国8カ国の北海道洞爺湖サミットが日本を議長国として行われる。主要議題は環境問題だ。各国の国益のぶつかり合いで、まとめるのが大変だろう。よく地球が危ない!という言い方をされるが、地球は長い歴史の中で、激変を繰り返してきた経験持っているので、地球自体痛くも痒くもない。問題は地球に生きる人間の未来なのだ。

 6,500万年前、巨大隕石が地球に激突、動植物の半分は死滅したと言われている。大量の死の灰が地球を覆い、厳冬をもたらし、生き残った生物を、さらに死に追いやり、厳しい気候変動で、絶滅と進化を繰り返しながらそれでも地球はビクともしなかった。
平均気温2~3度上がると50%の種は絶滅すると言われている。1859年、アメリカで初めて石油が採掘され、人類はそれまで産業革命で重要な役割を担っていた「石炭」に代わり、石油を燃やし続け、今やドラム缶8700万本分を毎日燃やし続けているのである。

 日本のエネルギーの消費量が増えているのは、実は産業部門ではなく、民生、輸送部門が増えているのである。産業用は積水ハウスも取り組んでいるように、省エネルギー対策は世界に誇れるほど進んでいる。我々の生き方への見直しを求められることに、もっと敏感にならなければならないと考える。今までのような、電気、ガス、水道の使い放題で、快適な生活を追及する生活スタイルをやめ、住宅会社としも、新たな提案を模索する必要があるのではないだろうか。

 いろいろな試みがなされるだろうが、すでに始められている、太陽光、風力などの組み合わせなど考えられるだろう。積水ハウス、一企業として、積水ハウスの一社員、一社会人として環境問題に、何が出来るか、もう一度、この機会に見直していく必要があるのではないだろうか。(文中敬称略)


野口孫子

関連記事

powered by weblio


特別取材一覧
特別取材
2011年6月24日 07:00
純広告VT
純広告VT

純広告用レクタングル


IMPACT用レクタングル


MicroAdT用レクタングル