人工島事業から「みずほ銀行が撤退するのではないか」との情報が流れている。
地元銀行による人工島事業の独占へとつながる恐れもあり、情報通りの展開になれば、事業の不透明さが、より一層増すとの見方もある
また、3月から公募すると報道されている人工島中央部の商業ゾーンや、市第5工区については、すでに事業者が決まっているとの情報も寄せられている。
M商事、Sハウス、N鉄道、など関係企業の名前も公然と語られており、公募の透明性・公平性に早くも疑問の声が上がっている。
背景には、特定の銀行による人工島事業のコントロール、利益独占の狙いが考えられるとされる。
当然、邪魔なのは大手都市銀行であるが、追い出すわけにはいかない。自分から出て行ってもらうのがベストであろう。そうなるように環境整備が進んでいると見る向きもある。
病院用地買収、新事業計画の提示等々の条件が満たされない場合、みずほをはじめ都市銀系は、人工島から手を引かざるを得なくなるというのである。
都市銀分は地場地銀が積み増しすることで、問題はないとされる。それこそ地銀のねらいではないか。
「みずほ撤退」の噂が現実となった時、人工島はまさに一部銀行と特定企業の利権の島であることを証明するだろう。
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