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特別取材

環境への取り組み(6) 化学物質の管理について | JR九州グループの動向を追う
特別取材
2008年2月12日 18:00

 環境と言えば、最近ではとくにCO2排出量が注目されがちだが、化学物質の管理についても徹底する必要がある。JR九州グループも同様に、地球環境に影響を与える化学物質については、法令に基づき管理・処理をするとともに、削減に努めている。

○PRTR法
 各事業所で使用する化学物質について「PRTR法(化学物質排除把握管理促進法)」(※)に基づき適正な管理を行なっている。2006年度は、7事業所の車両に使用している不凍液や、塗装などで使用される有機溶剤他について、排出量・移動量の届出を行なった。

(※)PRTR(Pollutant Release and Transfer Register)化学物質排出移動量届出制度 有害性のある多種多様な化学物質が、どのような発生源から、どれくらい環境中に排出されたか、あるいは廃棄物に含まれて事業所の外に運び出されたかというデータを把握、集計して公表する仕組み。

○PCB廃棄物
 これまでPCB(ポリ塩化ビフェニル)を絶縁油として車両や電気設備の機器に使用してきたが、その車両や機器の使用廃止および更新に伴い、PCBを含まないものに取り替えている。使用済みのPCB廃棄物は廃棄物処理法、PCB特別措置法の関係法令に基づき適正な管理・保管を行なっている。

 小倉工場にあるPCBを含んだ機器の処理については、日本環境安全事業㈱に2005年度より委託を開始。今後は2016年までに全廃棄物の処理を計画的に行なっていくとしている。

○アスベスト
 また、一時期問題となったアスベストについては2006年度までに除去・飛散防止措置をとっている。まだ一部の車両機器・変圧器などにアスベスト含有部品があるものの、今後はノンアスベスト部品への取り替えを行なっていくとしている。


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