(株)シノケングループ(本社:福岡市博多区、篠原英明社長)は、2月15日、平成20年3月期 第3四半期財務・業績の概況(連結)を発表した。
それによると、売上高は前年同期比46.4%増の15,902百万円、経常損失は82百万円、当期純損失は47百万円となっている。
売上高増加の主な要因は、法人投資部門事業11 棟(前年同四半期6棟)、個人投資部門事業アパート80棟(前年同四半期66棟)、土地75区画(前年同四半期62区画)、ワンル-ムマンション72戸(前年同四半期95戸)の引渡しがあり、法人投資部門事業における前年同期比の引渡し増のためとしている。
損益面については、積極的な営業活動や入居促進策に伴う販売促進費などにより販売費及び一般管理費が増加したほか、建築基準法の改正による影響で第3四半期に計画をしていた個人投資部門事業のアパート案件が第4四半期にずれ込んだことなどにより、営業利益、経常利益、四半期純利益ともに、前年同四半期を下回る結果となったとしている。
なお、不動産販売(投資)事業は、賃貸入居需要の最繁忙期である2~3月完成の物件が多くなるほか、今年度においては法改正の影響もあり、売上高・利益ともに特に第4四半期に集中する傾向があるとしている。
通期の業績予想は、売上高が前期比35.1%増の26,500百万円、経常利益が21.7%増の1,300百万円、当期純利益が11.7%増の820百万円となっている。
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