昨秋から柳川市政に関して報道してきた。
08年年頭に当たり、柳川市議3名にアンケート方式で10項目についての意見の表明をお願いした。議員から快く承諾をいただいた。誌上を借りて御礼を申し上げたい。
以下、順次掲載していきますのでご愛読をお願いします。
なお、回答順は意見が到着した順であることをお断りしたい。
◆ 昨年の議員活動で印象に残ったこと ◆
【森田房儀議員】
平成17年3月21日、柳川市、三橋町、大和町の一市二町合併から、初めての議会議員選挙が平成18年10月1日に挙行され、1年3ヶ月の議会活動を通し、執行長の独善と自己弁護に終始する政治姿勢には、目を覆いたくなるものがある。
結果として、執行と議会の信頼関係には、埋めがたい大きな溝がうまれたのも事実である。
殊に、石田市長自らの失政による「負の遺産」の多いことに驚かされた。
ピアス問題、漁業団地問題、同和対策問題など、更には職員との信頼関係の欠如と致命的「負の遺産」を内包している。
【矢ヶ部広巳議員】
「市議会だより」の創刊。
30名の議員全員の総意で発刊することになった。編集員は11名。
年4回発行。
1,定例会の審議内容 2,各常任委員会報告 3,一般質問 4,特別委員会報告 5,請願 6,編集後記
が内容である。
定例会が終わると編集員は作業に入る。一般質問者の発言内容をテープで聞きチェックする。写真班は発言者の所に出向き撮影する。どれもこれも大変な作業である。
2万四千余の世帯へ区長さんを通して配付される。評判はすこぶる上々。
「議会の役割や議員の活動がよく分かる」とのうれしい声がたくさん寄せられている。小学校高学年を基準として、分かりやすい表現、見やすい紙面を心がけている。
【伊藤法博議員】
我々議員は、教育・福祉・文化の充実、安全・安心の街づくり、産業の振興、環境の保全、市民生活の向上等に資するために、限られた予算での政策が効率が良いか、時宜を得ているか、成果を上げ得るかをチェックして予算案の審議をします。
しかし柳川市議会では多数を占める反市長派議員の、市長マニフェスト潰しによって、市民負担が大幅に軽減される市町村型合併浄化槽設置事業の導入が出来ないでいます。
計画によると合併浄化槽本体設置工事費90万円の個人負担は従来の54万円が9万となります。その差額は45万円にもなります。市内で1万基設置したら45億円の市民負担の軽減になります。
私にはどうして反対されるのか分かりません。
つづく
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