香川県さぬき市の水産物製造販売会社「香西物産」が全国の回転ずし店に販売した業務用冷凍サバ「炙トロ〆鯖スライス」から有機リン系殺虫剤「ジクロルボス」が検出されていたことが18日、わかった。
このシメサバは中国の工場で加工されたもので、神戸市の水産物卸売会社から輸入した。
また、このシメサバには、食品衛生法の基準の14倍にあたる0・14ppmが検出。
同社は現在、この工場が加工した冷凍サバ商品52品目の自主回収を始めている。
香川県は「健康被害の心配はない」としているものの、回転ずしという身近な外食レストランで流通されていた事に一抹の不安を感じる。
冷凍餃子事件が大問題になっている為、改めて中国産食品の安全性が問われる一件になりそうだ。
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