増収減益
第一交通産業(株)(本社:北九州市小倉北区、田中亮一郎社長)は、2月20日、平成20年3月期 第3四半期財務・業績の概況(連結)を発表した。
それによると、売上高は前年同期比8.1%増の66,129百万円、経常利益は同比17.7%減の3,925百万円、当期純利益は同比8.9%減の1,796百万円となっている。
売上高は、不動産事業およびバス事業などの増収により増加。損益面は、タクシー・バス事業における燃料費の高騰による影響、金融事業における利息返還請求の増加に伴う利息返還損失引当金の積増しなどによる貸倒関連費用の増加、ならびに前連結会計年度末に熊本市内のパーキング事業を譲渡したことなどにより減少したとしている。
また、特別利益に借入金の一括弁済に伴う借入金返済差益を計上、特別損失にのれんの償却を中心に減損損失を計上したとしている。
なお、通期の業績予想は、売上高が前期比10.5%増の96,400百万円、経常利益が同比7.6%増の6,900百万円、当期純利益が同比4.0%増の3,050百万円となっている。
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