九州電力では、九州各地において、同社や同社関係者を装った詐欺・窃盗事件が多発しているため、注意を呼びかけている。
主な事件内容は、
(1) 点検や調査の名目で訪問し、「機器が焼損しているので取り替え工事を行った」などとして工事代金を請求したり、火災保険に勧誘して保険料を請求する。
(2) 屋内の配電盤調査などの名目で訪問し、顧客に屋外のメーターの確認などを依頼して、目を離している隙に金品を盗む。
(3) 電話で、「電気料金を返金したい」などと言い、顧客の口座や生年月日を聞き出した後、ATMに誘導して現金を振り込ませようとする。
…など。
また、2007年10月以降の同社把握分の発生件数は、
【詐欺】
福岡県8件、佐賀県1件、大分県1件、熊本県2件、宮崎県6件、鹿児島県1件
計19件
【窃盗】
福岡県2件
計2件
【ATM】
福岡県12件、長崎県28件
計40件
…となっている。
同社は、同社社員および関係会社社員を名乗る訪問者があった場合は、身分証明書の提示を求めるなどして確認するよう、また不審に思った場合は最寄りの同社営業所まで連絡するよう、注意を呼びかけている。
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