1月18日金融支援要請を発表した西海建設とともに、「桜の里」(1,036戸、数社で共同開発)を8年前に開発した宅島建設も、長崎県の土木工事(国も県も)の大型工事がなく注目されている。
同社の財務内容は自己資本22億円(32.7%、18/8期)と健全であるが、西海建設も決算では自己資本が34億円(29.3%、19/3期)で、固定資産は宅島建設38億円、西海建設40億円計上され、何故か良く似ている。
「桜の里」は販売開始してから8年経過するが、長崎県の経済を反映して8年経ってもまだ半分しか売れていない。大口客であるハウジングメーカーも現在所有分を販売しなければ追加購入せず、「桜の里」の残り半分は今後も苦戦するものと思われる。
そこで長崎新幹線の早期着工が取り沙汰されるが、用地買収などまだ時間がかかり工事は何年も先のことになる。
西海建設には金子県知事の影響力があるが、宅島建設には久間元防衛大臣が近いとされている・・・・。
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