増収増益
(株)アイ・オー・データ機器(本社:石川県金沢市、細野昭雄社長)は、2月25日、平成20年6月期 中間決算を発表した。
それによると、売上高は前年同期比8.4%増の32,259百万円、経常利益は543百万円、当期純利益は447百万円となっている。
当期は、法人市場では企業を取り巻く直近の環境において原材料の高騰や株安など懸念材料もあり、伸び悩んだものの、個人需要では、ワイド型タイプの19インチ、22インチ大型液晶ディスプレイや320GB、500GBなどのハードディスク製品が中間期全般を通して好調に推移し、売上高が伸長したとしている。
利益面では、売上高の増加に加え、製品在庫の回転率や原材料仕入れ段階からの製品原価の低減などを図った結果、前中間期末在庫との比較で約34億円改善され、利益では営業利益、経常利益、純利益とも前年同期で損失だった内容が全ての項目で黒字に改善されたとしている。
なお、通期の業績予想は、売上高が前期比5.1%増の64,900百万円、経常利益は同比800.4%増の1,000百万円、当期純利益は830百万円となっている。
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