(株)正興電機製作所(本社:福岡市博多区、井上信之社長)は、2月26日、平成19年12月期 決算を発表した。
それによると、売上高は前年同期比2.0%増の17,947百万円、経常利益は同比99.3%減の1百万円、当期純損失は5百万円となっている。
当期は、電力需要増加に対応するためのリプレースやメンテナンスなどの電力設備投資は増加傾向にあるものの、公共投資の減少および原油価格の高騰や原材料などの価格上昇により、経営環境は依然として厳しい状況にある中、強い正興ブランドづくりや経営基盤の構築および活力ある人材づくりなどに重点的に取り組んだとしている。
この結果、受注高、売上高は増加したものの、利益については、材料費の高騰や大口案件の売上が来期へずれ込んだことなどの影響により減少したとしている。
なお、20年12月期の通期の業績予想は、売上高が前期比17.0%増の21,000百万円、経常利益が600百万円、当期純利益が360百万円となっている。
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