「ミネラル麦茶」の石垣食品(株)(本社:東京都千代田区、石垣裕義社長)は、2月28日、平成20年3月期 第3四半期財務・業績の概況(連結)を発表した。
売上高は前年同期比11.3%減の969百万円、経常損失は51百万円、当期純損失は94百万円。
当期は、主力商品・フジミネラル麦茶ならびにビーフジャーキーの販路拡大、業務用商品の売上の増加、コスト低減活動に注力したとしている。
そのため業績は一般向け商品、業務用商品ともほぼ計画通りの堅調な売上を維持したものの、主原料である中国産牛肉・豚肉について、年初来続いている価格高騰がさらに続き、想定を大幅に上回る状況となった。そのため、人件費や原油価格高騰を受けた原材料・資材・一般経費の急増を広告宣伝活動の抑制などのコストダウンでは吸収できず、採算性は大幅に悪化したとしている。
また、為替環境の悪化もあり、為替差損の計上などもあったため、連結業績に大きく影響したとしている。
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