中国産冷凍毒餃子問題で九州各地のスーパーも中国産製品の撤去を進めている。
そのような中、2月度の冷凍食品業界の売上高が3割減少する見込みとなることが関係者の話でわかった。
「今後、どれだけ落ち込むか予想がつかない」と各社バイヤーたちは頭を悩ませている。
冷凍食品は大手企業の知名度が高いが、小規模でやっている企業も少なくない。
中には中国産食材のみを扱っている企業もあり、経営的に大ダメージを受けている。
実際に消費者も中国産を敬遠する動きが顕著になっており、「売場を見ていると、主婦は、商品を手に取り必ず裏面の原産地を確認している。
最初に中国産のお好み焼きを手に取った主婦は置きなおし、国産キャベツを使用した別のお好み焼きをカゴに入れていた。消費者も中国産を敬遠しているようだ」と、ある業界関係者は語る。
この騒動の着地点は見えないままである。
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